いちご一会栃木大会 ~陸上競技を通じた『出会い』~
2022年10月28日から11月1日(試合自体は29日から31日)に渡り、第22回全国障がい者スポーツ大会に参加してきました。
私は、小学校5年生の頃の担任の先生がきっかけで、走ることの楽しさを知り、高校3年生まで陸上競技を続けてきました。大学に入ってからも陸上競技を続けようと考えていましたが、自分の記録が伸びていなかったことや故障が続いて辛い思いはしたくないという思い、他の競技にも挑戦してみたいという好奇心から、大学では車いすバスケットボール部という今までほとんど関わりの無かったスポーツを始めることにしました。
車いすバスケを通じて、仲間と共に練習をすることの楽しさに改めて気づき、もっと自分の知らないスポーツを発見したいという思いになりました。
しかしそれでも、走ることの楽しさがどうしても頭の中にあり、自主的にランニングを行ったり、筋トレをしたりもして、いつでも陸上競技に戻れる準備もしていました。
すると、車いすバスケをしていたある時、「長野県障がい者スポーツ協会サンアップル」の方が練習に来られ、「陸上競技の経験者がいれば、コーチとしてお願いしたい」との依頼があり、私は、「選手としてではなく、選手達を支える・指導する側もやってみたい」と思うようになりました。
それをきっかけに、私は長野県障がい者スポーツ(陸上競技)のコーチになることを決めました。
コーチになってからは、月に1回から2回程度の練習に参加させて頂きながら、記録会や公式戦、全国大会に向けて選手と共に活動してきました。
以下は、集大成である全国大会の写真です。
全国大会を終え、選手達の頑張りに感動したとともに、限られた時間の中で、選手達がベストパフォーマンスを出すためには、どのように向き合えばよいのか、どんな練習メニューを行えばよいのか、また大会へのピーキングやメンタルサポートなどもっと事前にできたことがあったのではないかと様々なことを考えさせられました。
この全国大会で選手達は解散してしまうため、少し寂しさも感じましたが、全国大会に出る選手達と5日間を共にし、たくさんお話をしたり、笑ったり、探索をしたり、非常に多くのことを学びました。
コーチも選手も一人ひとり多様な特徴をもちながら、スポーツを通じて互いに思いやり、支え合っていく雰囲気はとても素敵だと改めて感化させました。
来年度も新たな選手達との『出会い』があるので、笑顔で楽しく全力で活動できるように頑張りたいと思いました!
来年度の全国大会は鹿児島!?!?!(ノ^^)ノ
長野県のユニフォーム
かっこいいですね!
腕が着脱式なので、暑がりな私にはとっても便利!!笑